NRQの最新アルバム『こもん』収録曲をVIDEOTAPEMUSICがリミックス! さらに服部将典作の滋味深い新曲をカップリングした両A面7”シングル(限定生産)
2022年にリリースした最新作『こもん』では、禍々しいハードコアのヘヴィネスすら射程に入れて、その音楽性をさらに拡張してみせたインストゥルメンタル・バンド、NRQ初のアナログ7”シングルが完成しました。
『こもん』のオープニングを飾った「あの丘のむこうがわへ」(作:中尾勘二)のVIDEOTAPEMUSICによるリミックスは、ユーロビジョンならぬエイジアンビジョンとでも言えそうなヴィジョナリー・ダンス・ミュージックへとトランスフォーム。時代性や風土などを越境してリスナーの記憶中枢をマッサージしてきたフィールドワーカー、VIDEOTAPEMUSICならではの熱々のストリート・フードをぜひご体感ください。
そして、カップリング曲にはNRQのコントラバス奏者である服部将典が作曲した未発表曲「lament」を収録。こちらは一転、フォスターやワークが頭を過ぎる、失った風景への郷愁や哀悼を感じさせるスロー・エレジーに。コントラバスとギターから深々とはじまるアンサンブルが暮れなずむ下、ベッドタウンに漂うゆうげの香りが鼻をくすぐる新たな名曲が誕生しました。さらに、対照的なこれら2曲をひとつの作品にまとめた異才音楽家、岡田拓郎のマスタリングもお忘れなく。
また、ジャケットのアートワークはTEASIやMALIMPLIKI、SOCIO LA DIFEKTAといったバンドでの音楽活動でも知られる松井一平によるもの。古いゴーストタウンから歩み出したNRQが、開発中の私鉄沿線に今もたたずんでいるような、そんな想像を刺激される方も多いでしょう。500枚の限定プレスですので、お早めのご注文をおすすめします。
ただいま予約受付中。発送は2023年9月末〜10月初旬を予定しています。
アーティスト:NRQ
タイトル:あの丘のむこうがわへ(remixed by VIDEOTAPEMUSIC)/lament
発売日:2023年10月18日
収録曲数:2曲
フォーマット:7インチ・アナログ・レコード
マスタリング:岡田拓郎
アートワーク:松井一平(TEASI、MALIMPLIKI、SOCIO LA DIFEKTA)
デザイン:hirokichill
曲目
SIDE A あの丘のむこうがわへ(remixed by VIDEOTAPEMUSIC)
SIDE AA lament
NRQ(ニュー・レジデンシャル・クォーターズ):正式グループ名に「新興住宅地」を意味する「New Residential Quarters」を冠し、略して「NRQ」を称する4人組インストゥルメンタル・バンド。2007年に吉田悠樹(二胡)と牧野琢磨(ギター)のデュオとして活動をスタートし、その後、コントラバスの服部将典、ドラムス、サックス他に中尾勘二を加えて現在に至る。これまでに『Old Ghost Town』(swi, 2010)、『のーまんずらんど』(My Best!, 2012)、『ワズ ヒア』(P-Vine, 2015)、『RETRONYM(レトロニム)』(P-Vine, 2018)、そして、結成15周年を迎えた2022年の最新作『こもん』(スウィート・ドリームス・プレス)と、計5枚のアルバムをリリースしている。